営業物語

営業物語

第9話:——売るより、頼られたかった——

営業が少しずつ楽しくなってから、 ぼくの中で、 もうひとつ変わったことがありました。それは、 “モチベーション”です。もちろん、 売上を追うことは大前提です。営業なので数字を作らなければ意味がありません。でも、 気づけばぼくは、「どれだけ売...
営業物語

第8話:——営業を、理解したくなった——

展示即売会が終わってから、ぼくの中で、 少しずつ変わったことがありました。前までは、「どうやってサボるか」「どうやって怒られないか」そんなことばかり考えていたのに、気づけば、 営業のことを考える時間が増えていました。特に気になったのは、“仕...
営業物語

第7話:——「売れた」より嬉しいことがあった日——

あの日のことは、今でもはっきり覚えています。なぜか分からないけど、 “いつもと違う感覚”があった日でした。その日、担当している商社主催の“展示即売会”がありました。複数の営業所が合同で行うイベントで、メーカー各社がブースを出し、その先のお客...
営業物語

第6話:——「○○くんに頼むわ」と言われた日——

そんなこんなで、なんとなく仕事を続けながら、気づけば2年が経っていました。相変わらず、目の前の売上を追うことだけに必死な毎日。正直この頃も、「営業めっちゃ好きです!」とは全く思っていませんでした。ただ、少しずつ。自分の周りで起きていることが...
営業物語

第5話:——あれ?なんか違う?と思い始めた日——

前回の出来事があってからも、正直、ぼくの中で何かが大きく変わったわけではありませんでした。相変わらず営業は嫌い。顧客のことも、どこか“敵”だと思ったまま。辞めたいなと思いながら、毎日をなんとなくこなす日々が続いていました。ただ、少しだけ。ほ...
営業物語

第4話:——営業を辞めたくて仕方なかった日——

そんなこんなしながら、担当を持って、さらに半年くらい経った頃ある日の話です。ぼくには、担当顧客の中でもひときわ印象に残っている人がいます。5歳くらい年上で、やり手の営業マン。ここでは、Nさんと呼びます。Nさんは、当社の売上も大きく、比較的ぼ...
営業物語

第3話:——担当を持ったら、まずサボり方を考えた——

そんな日々が、半年ほど続きました。ある程度の問い合わせには、対応できるようになってきた頃。(あれ?今日、誰にも質問してないし、顧客に怒られもしていない…?)そんな日が、少しずつ増えてきました。そんなぼくを見て、所長が言いました。「そろそろ担...
営業物語

第2話:——怒られてばかりの電話対応——

次の日。寝不足の体を無理やり起こして、朝5時半に起床。そのまま満員電車に押し込まれながら出社しました。(もう行きたくない…)そんな気持ちは関係なく、社会人2日目がスタートします。新人のぼくは、まだ担当顧客もありません。なので、この日もやるこ...
営業物語

第1話:——終電から始まった、ぼくの営業人生——嫌すぎて泣いた話

〜初めてのブログは簡単な自己紹介がてらスタートです〜ぼくの営業人生は、終電から始まりました。・・・今から約10年前。大学3年生の3月頃、ぼくは就職活動をしていました。高校野球では補欠。大学生活はアルバイトばかり。正直に言うと、これといった強...